夏のマスト・アイテムとなった
エスパドリーユ(エスパドリュ)。
同僚の「本〇さん」によると、
パリでカスタネール(Castaner)を探しているお客様が、大変多いとのことです。
「
カスタネール」は、公式サイトによると、なんと1776年まで、その歴史を遡ることができるスペインのエスパドリーユ老舗名門ブランド。
1927年にルイ・カスタネールと従兄弟のトマ・シェラが、祖先のエスパドリーユのアトリエを企業化してスタートしますが、1936年のスペイン内戦、その後、国有化で困難な時期を迎えます。
内戦以後カスタネールのエスパドリーユは、前線で戦う兵士達の軍靴として採用されたようです。
可愛くもエレガントでありながら、堅牢で、安定感があり、履き心地の良さで定評があるカスタネールは、アンドレ・マルローやヘミングウェイが参加し、小説で描いたスペイン内戦が計らずも培った逸品の一つと言えるのかもしれません。
1950年代は、さらに、ゴム靴製品の流通による経営危機に直面したものの、1960年代、カスタネールとエスパドリーユは大きな転機を迎えます。
イブ・サン・ローランの要望で、初めて、ヒール付きのエスパドリーユを創作。パリはもちろん世界のモード界でセンセーショナルな話題を呼びます。
かつてスペイン、フランスなどの農家の方や港湾労働者の方の日常的なシューズだったエスパドリーユは、60年代以後、現在に至るまで高級モードアイテムの一つとなっています。
カスタネールは、YSLはもちろん、
セリーヌ、
エルメス、
コーチなどのメゾン用にオリジナル商品とは別にエスパドリーユを生産し、エスパドリーユブランドとして、その地位を確かなものにしています。
日本居住の友人「〇ずら」は、「フレンチシックな装いに、スパニッシュで明るく、それでいてお洒落だけれど素朴なテイストのカスタネールのエスパドリーユをあわせるのは、夏のお気に入り。実際面で言うと、指先を開いて履けるし、ヒールが幅広で安定してるし、素足で履けて、蒸れないので、日本の夏にもぴったり。」と言ってます。そんな理由で「〇ずら」は、毎年「カスタネール」を購入するそうです。
同僚の「本〇さん」自身もカスタネールの熱心なファンで今年も購入。

本〇さん購入カスタネールです。
(Photo 同僚○野さん撮影)
パリではギャラリー・ラファイエット本館1Fのカスタネール売場が、お勧めとのこと。愛社精神に富んだ発言かと思いきや、パリでは4ヵ所しか販売していないんです、とのこと。パリの百貨店では、カスタネールは、
ギャラリー・ラファイエット百貨店とボン・マルシェだけ販売。
実際、パリ・ギャラリー・ラファイエットのカスタネール売場を本日覗いたら、確かに品揃えが豊富。その上、現在バーゲン(ソルド)中でした。たとえば、85ユーロのエスパドリーユが、30%割引で59ユーロ。さらに他の商品との合算で175.01ユーロ以上で12%の免税になるので、52ユーロ。
免税とバーゲン割引をあわせて約40%割引き。現在の円安レートで、通常価格より約5700円もお得です。
スペイン生まれ、パリでおしゃれになったカスタネールのエスパドリーユが、今年の夏をより楽しいものにしてくれるかもしれません。