パリ近郊に住む友人の結婚式に招待されました。美男・美女カップルの結婚式でした。新郎のコスチュームは、ギャラリー・ラファイエット紳士館(ラファイエット・オム)で購入したとか。
新婦は、韓国出身のお友達のデザインによるドレス。チマチョゴリのテイストが入りつつも、古代ギリシャのドレスのようでもあり、天平時代にシルクロードを経て伝わった天女の衣のようなオリエンタルな雰囲気でもありました。様々な国の友人を持つコスモポリタンな新婦にふさわしいウエディングドレスといえるかもしれません。
純白のサテン地に銀刺繍が入った美しく、気品のあるもので、日本やアジアの出席者はもちろん、オリジナリティーを尊ぶフランス人にも大好評でした。
そのようなドレス姿の新婦は、竜宮城の乙姫さまのようにも見え、新郎の○○ラさんは、楽しい結婚生活で、浦島太郎のように、他人より何倍もの早さで時が経って、若くしてふけてしまうのでは?いや〜もうひょっとすると頭髪は薄いかもしれない、などと、幸せそうな二人を見てちょっと嫉妬発言も。

フランスの結婚式に出席すると、その長さに驚かされます。
私は、途中退席しましたが、10時間以上。最後までいた友人達は、13時間も結婚式&披露宴に参加してました。田舎だと2日間のマリアージュもあるとか。
今回は、パリから50Kmの郊外の市役所で14時20分に結婚式がスタート。
友人が結婚して嬉しい14時半。
場所を移し18時近くまで楽しいカクテル・パーティ。
パリに戻り、19時半前後にルーブル美術館のお隣のパレ・ロワイヤルで写真撮影。
20時半ぐらいから、レストランの庭で2回目のカクテル。立食苦手で、シャンパン片手に、脚が痛くなってきました。
空腹と酔いのため辛い22時。レストランで待望のディナー開始。待ってました、とプロバンス風ホタテ、ランド産フォアグラとトリュフで至福の時の23時半。
通常のワインボトルの倍の大きのマグナムボトルのシャンパンと紅白ワインが各テーブルに置かれていました。さらに長時間の披露宴が予想されます。(終了時間は誰も知らない、、、)
マグナムは、普通のワインボトルより空気に触れる面積が少ないため、じっくりと理想的に熟成するんだよ、とつい最近もシャンパンやワインの取材に行ってきたジャーナリストの三○さんが教えてくれて、ウンチクがまた増えました。
マグナムボトル:拳銃のマグナム弾はこのマグナムボトルに由来するとか。
特別メニュー:新郎のイラストと新婦のデザイン。裏表紙は日仏会話集。「Merci !メルシー=おおきにOokini」、「よくお似合いだね」、「僕たち気があうね」「酔っているんじゃないですか?」など遊び心が感じられるもの。新しい出会いの場になったんでしょうか?マグナム攻めで、私もそろそろ、まったりと熟成したようになりました、次の日パリ-ヴェルサイユマラソンに参加することもあり、深夜24時半には退散。(ま○ちゃん、○○ラさんごめん!)
貫徹組みの○○みさんや三○さんの後日談によると「おねむ」が最高調は深夜2時。もうろうとしながら脱落者を眺めつつ、デザートタイムを待つ状態だった模様。ブルターニュの音楽隊のミュージックに合わせて、舟をこいでいた人やソファーで幸せそうに熟睡していた人も少なからずいたそう。自分たちの結婚式を夢の中で思い出していたのでしょうか。
パティシエの友人が作ったマカロンのウエディングケーキは、最高に美味しく、また、着物にお色直しした新婦を見ることが出来て、深夜3時まで待った甲斐があったそうです。スイート好きな私には本当に残念。脱落者の私はギャラリー・ラファイエットのグルメフロア−の「ダロワイヨー」か「サダハル・アオキ」で買って食べることにします。
前後しますが、最初のカクテル・パーティーでは、日仏カップルの結婚式にふさわしく、シャンパンと各国の手作り料理を楽しみました。
おにぎり、まんじゅう。オリーブとガーリックいっぱいの「タプナード」とパン・ド・カンパーニュ。食品売場のラファイエットグルメでもブレークしていて、最近フランス人にも人気の「塩ケーキ」。「ゲランド」、「カマルグ」や「イル・ド・レ」などのフランスの海塩が入っているのか、深みがあり、ちょうどよい塩加減でとても美味しかったです。チーズとベーコン入りやオリーブベースのものなど楽しめました。
個人的にはシャンパンに意外と合う「さきいか」も嬉しかったです。日本から新婦のご両親が持参したのでしょうか?
一次会のカクテルパーティ会場入口。新郎の破れた下着を掲げています。由緒正しい伝統的な習慣とか。ディナーは、歴史建造物に指定されているパリでも最古のレストランの一つで、「Le Pharamond」。新郎の知人のお店とか。一次会は手作りでカジュアルな雰囲気で、二次会はフォーマルに。堅い雰囲気から無礼講になる日本とはパターンが反対でここにも文化の違いがありました。